2009年05月11日

「事件は現場で起きているんだ!」 では・・・

「事件は会議室で起きているんじゃない現場で起きているんだ!」っていう台詞は、「踊る大捜査線」の有名な台詞ですが、いわゆる研究者が、現場にどうかかわるのか、というのは、古くて新しい課題なのかもしれません。いつも見させてもらっている2つのBLOGにほぼ同時に、対極的なコメントが載っていました。

スルメコラム 参与的客観化
色々な現場に、今年度も関わる。だが、その現場への関わりが、プレイヤーとしてなのか、参与的客観化が求められる研究者としてなのか、で、そこから出てくるアウトプットが大きく異なる。連休以後、いよいよ本格化する今年度の関わりに対して、「参加という事実の中に刻み込まれた客観化のもたらす利益をできるだけ完全に客観化し、その利益とそれがもたらすあらゆる表現とを停止させること」がどれだけ出来るか。

スルメコラムの作者さんは、大学の先生です。

lessorさんの日記
 大学や専門学校で「障害者福祉」を教えている人たちは、「当事者」を前にしたら、どんな話をするのだろう。「それは違う」とか「自分には当てはまらない」とかたくさん言われて、学生や支援者相手よりもずっと難しいに違いない。その難しさに直面しないことで、専門職教育は成り立っているようにも思う。必ず教えられるであろう「個別化」は、その意味において教育の「逃げ道」かもしれない

lessorさんは現場でNPO・障害児支援をしていながら、まだ大学院にも籍をおいておられるのかな?という方です。

 お二人とも、よく知っている方で、たぶん、私より6つくらい年下かな。自分自身が30歳くらいにとっても悩んで(いまも悩んでいるけれど)、いたテーマ。
 大学というところに職を求めていくのか、それとも、現場に軸足をどっぷり付けていくのか。
  
 私の中では、現場から求められる研究者像というのを実はいまだに捨てきれず、模索し続けている。
 いわゆる基礎的研究=現場に即にはやくにはたたないけれども、絶対に必要となる研究。(実は社会福祉にはこれがとても少ない と思っている)
 と、もう一つは、現場の実践を吸い上げて、現場とは違う視点で切ってくれる研究。
 いまの研究は、現場の紹介でしかない なんていうと、また叱られるだろうが、中途半端だと思う。
 
posted by 凸凸 at 07:44| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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