2014年08月23日

各地の水害、土砂災害について思うこと

昨年に引き続きの福知山、そして、丹波市の水害の話がきこえてきた最中に、広島市の大規模な土砂災害がおこり、そして、無情にも72時間は経過している。いまも多数の方が行方不明になっている。昨年の伊豆大島の土砂災害に続き、かなり集中豪雨によって引き起こされる土砂災害の悲惨な事故が続いている。

土砂災害、水害は全く人ごとではない。
三年前の8月14日寝屋川もやられて、人的被害はなかったものの甚大な被害を被った。http://neyagawatasukeai.org/info/20120814suigai
そのときに、明日は我が身ということをいろいろなところで言わせてもらったが、まさにそのことばどおりになっている。

今回も8月前半の台風の時は、裏の水路がかなりやばい水位まできた。

いまの日本の都市部の排水は短時間でいうと60mmまでしかもたない設計になっているそうだ。ことばをかえていうと、短時間の集中豪雨を想定していないし、また、降ったとしてのリスクをそうもっていない。寝屋川の水害のときに、大規模なマンションの駐車場はすべてため池のようになってしまったのは、マンションは一定の量以上の雨がふると、駐車場に流す構造になっているからだそうだ。ということは、それ以上の雨が短時間に降ると、当然、マンションが水につかっていく。

そもそも、街の構造は、1時間程度で40mmふると、水につかるのは、各地のニュースの映像をみると明らかである。40mmより、ニュースとかでは多い雨量がでているけれど、それは降る範囲やそれまでの降っている時間にもよるわけで、一概にはいえない。

ただ、はっきりいえることは、いまの都市の構造は、現在、各地で起こっている気候条件には耐えられないのだ。

この話をしていると、大学時代に教わった経済地理学の先生のお話を思い出す。
先生が熊本に赴任されることになったときに、熊本のどこに居を構えるか、市役所にいって、歴史地図?をみられたそうだ。現存している昔の地図をみて、水害があったのは、どの地域かをみて、その地域を避けて、居を構えられたそうだ。

もう一つ、広島市の土砂災害の現場の写真をみると、土砂崩れはいわゆる昔の里山だったところで起きているようだ。高度経済成長以降の「里山の荒廃」が深くは関係しているようにも思われる。

本来、人が住めなかったところで、かつ、自然循環系を絶つような形で住宅を造成し、住んでいる。
想定していなかった気候条件になったときに、結局は、自然の力に負けてしまうのだ。

そして、悲しいかな。人間の社会の中の「災害弱者」がその犠牲になっていく。

もう一度。
全国どこにでも起こりうる災害であることをみな肝に銘じよう
posted by 凸凸 at 16:48| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。