2020年01月04日

「働く」「稼ぐ」「仕事」 あらためて「しごと」

昨日のFBの書き込みに以下の「特定地域づくり事業」のことをエントリーしました。

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これなぁ、過疎地とは書いてないけど、基本は過疎地限定なんだろうなぁ。実際はもう少し広い適応範囲を考えて欲しい。都市部でもOKしてほしい。
いまの労働者派遣法に基づいて、労働者派遣事業をやろうとすると、ハードルが高すぎる。かといって、グレーゾーンの有償ボランティア/地域通貨、介護事業所、障害者就労系事業所を大々的に地域の働く仕組みにするのは難しい。
ひきこもり支援も含めて、いまの仕組みのハードルを「小地域共同的」に規制緩和する(かつ、既得権域にしばられない)ことをしてほしい

『労働者派遣法の特例』を含む地域人口の急減に対処するための特定地域づくり事業の推進に関する法律について
https://www.jassa.or.jp/…/upl…/191225tokuteichiikidukuri.pdf

https://www.jassa.or.jp/information/detail.php…

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興味のある方はそれぞれの資料をみてください。

こういった「仕事」作り出して、地域を活性化させる取り組みって、実はこれまでも地域ベースでいろいろと行われていました。

たとえば、↑の事業のおそらくモデルの一つになった岡山県奈義町の「しごとスタンド」

岡山県奈義町が創った「新しい仕事の形」 「地方は働く場所がない」という不安を解消 | 岡山県奈義町 - 東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/268047 #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより‬

 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/shoshikataisaku/h31-04-15-sankou1.pdf

古くは、島根県の海士町や岡山県の西粟倉村などなど。(西ばっかりの紹介ですけど)

あたりまえだけど、上の新聞のタイトルのように、「地方は働く場所がない」というパターナリズムなんですよね。

東京のホームレスの多さを支援団体の様子から見聞きしていると、ほんとうに「働く場所」がないのは、いったいどこなんだろう、と思ってしまったりします。30年前のゴーストに支配されているんじゃないって?ちょっと、本題からずれました。

いまの労働者派遣事業って、どこまでいっても企業の雇用調整弁のような事業になっていて、調べてみるとわかるけど、労働者派遣事業そのものの参入のハードルってかなり高い。少なくても、非営利でやろうと思っても難しい。高齢化の進んだ都市中心部や都市近郊部で実はこんなことをやりたいと思っても難しかったりします。

障害者就労支援の仕組みで、就労継続B型をつかって、「障害のある人」たちが地域貢献的な事業をする。

有償ボランティアの仕組みをつかって、地域通貨とかの活用で地域貢献的な事業をする。

それこそ、豊中市みたいに、ボランティア活動・地域活動として、行う。

これくらいしか思い浮かばない。もし他の方法があったら教えていただきたい。

なにを思っているかというと、シルバー人材センターの若い人版。働く側に重点をおいた上記のような取り組み。

障害者就労からボランティアはどちらかといえば、地域貢献が主になり、「動く側」に重点が置かれていない。

シルバー人材センター事業や特定地域づくり事業は、「働く側」に重点が置かれている。

高齢化の進む都市中心部、都市近郊部、特にどちらかといえば、所得階層がそれほど高くない地域。高度経済成長期に開発され、高齢化が進む地域。

あ、念のため 既存の方法や工夫を否定していないので。障害者就労、有償ボランティア、地域ボランティア、それらが進められればいらないのかもしれない。けれど、いわゆる過疎地、地方で展開されている取り組みが、何度もいうけど、都市部、都市近郊部に合わないとは思わない。それが、企業活動の妨げになるとも思わない。すでに、個人商店はほぼ壊滅して、細やかな暮らしをささえる企業や商店はほぼないわけじゃないですか。

そんなことを考えていると、学生時代に読んだ内山節さんの本を思い出す。

働くことの変化を、「稼ぎ」と「仕事」として対比し考察した(『情景のなかの労働』『自然・労働・協同社会の理論』等)。

村人が言葉を使い分けていることに気づく。「稼ぎ」と「仕事」だ。「仕事をする」「仕事に行く」という場合と、「稼ぎに行く」というように。

内山節さんの「働く」の考察をあえて逆説的に。「しごと」がすべて「稼ぎ」になったいまの都市生活者の中に、やはり「稼ぎ」をつくりださなければ、都市中心部や都市近郊部の人たちに届かない。そして、それを企業の雇用安全弁ではなく「しごと」を作りだしていくことで、地域(注:あえてコミュニティということばは使わない)での暮らしを支え合う、そんな取り組みが必要な地域も少なからずあるように思うのだ。

(勉強不足な私に何か、知恵をさずけてくださいな。笑)


posted by 凸凸 at 16:39| 大阪 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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