2008年02月17日

NPOについての雑感のメモ2

 NPOについて、社会企業についての議論をみながら、自分より7,8歳若い人たちの議論をみていて、おもしろいなぁと思うと同時に、スタンスの違いなのか、それとも世代の違いなのか、議論を感心しながらも、落ち着かない感じを少なからず持っている。
 いいことばが浮かばないのだが、たとえば、自立生活サポートセンターもやいの湯浅さんがいうような「溜め」といったものが、自分たちの生活の中で重要視するものだと思ったときに、NPOや社会企業を試行するものたちが、どうしてそのことを評価するのかということ。
 市場化と言うことをきわめて狭くとらえることになるかもしれないが、昔大学時代に読んだ内山節さんが、彼の独特の労働論の中で展開される「働く」ことと「稼ぐ」ことの違いの議論のような。少なくともNPOが求めていくものは、「貨幣を媒介とした贈与関係」だけではないはずであるという感覚を強くもつ。
posted by 凸凸 at 07:21| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今更ながらですが、内山節さんの本を3冊ほど読み進めています。氏の考える地域学というのがとてもしっくりくるのですが、やはり財源はどうするのか、という解がみえません。事業でいう利用者負担=民俗学で研究されてきた「講」「結」のなかで賄われるべきなのでしょうか。NPOにあてはめるとかなり限界があるような気がします。
 僕も冨田さんの活動に協力していなくて申し訳ないのですが、日本に寄付文化を根付かせる必要があるように感じますがいかがでしょうか。
Posted by ariboh at 2008年02月17日 10:31
このメモは継続するのですが、今回触発された3人のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20080210/p1
http://d.hatena.ne.jp/lessor/20080210
http://d.hatena.ne.jp/sugitasyunsuke/20080214

この中に、なぜとみたが内山節の労働論を出してきたのかという秘密が隠されています。僕は、内山さんの地域学はいまいち理解していないので、コメントできませんが、単純に寄付の文化ということになってしまうと、前にも書いたように、市場の論理の中に埋没してしまうような気がして仕方がないのです。
Posted by とみた at 2008年02月17日 13:59
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